《10/18》笠岡こうのしま〜児嶋
湾の最奥故に全く揺れない笠岡を9時に出て16NMの児島にむかいます。湾内は無風ですが、外に出ると今日も吹いてる!相変わらず真登りになりますが、とりあえずSailingで游びながら移動します。
4〜5ノットで走る柔らかい風で3時間ほど遊んだら機帆走に切替。丁度連潮に変わったこともあり、7〜8ノットで走る。そしてしまなみ海道下津井大橋下を9ノットで通過。
ここから児島はすぐ。児島への進入は浅瀬や漁具等の障害が多く危険と書かれていたが、ニューペックと赤ブイを辿れば問題なかった。しかし、幅の狭い掘り込まれたらしき航路なのでそれらの頼りがないと恐いと思う。
桟橋に着くと、正面にあたる東から風波がもろに入って揺れる!しばらく考えたが、予定外のホテル泊にした。もともとバスで20分の瀬戸大橋ホテルのスパには行く予定にしてたのでそのままのんびり湯治しよう。児島は、JRの駅をはじめ、飲食物販店等が多数あり便利が良いので残念でした。ちなみに翌朝は全く平穏になっていた。
《10/19〜20》児島〜直島(2泊)
もともと雨予報の日だったが、振り出しは少し遅くなりそう。たった9マイルの行程なのでなんとかなるかも。8時に児島を出る際にはまだ薄日が差してる。
湾を出る頃になるとポツポツ降り出した。日除けの傘がええ仕事して上半身は濡れない。
寒冷前線通過時は落雷突風が怖いのでなんとか早くたどり着きたいが逆潮なので2500回転で4〜5ノットしか出ない。何とか10時過ぎには直島に到着。航行中は大した雨にならず、着岸、片付けの際には一時的にあがってくれ、ラッキーだった。
桟橋は立派だが、反対側に小型旅客船がつき乗客が行き来する。また、乗船案内も流れるのでざわつく。そして、隣の桟橋にはフェリーがつくので、頻繁に発着船があり曳波に揺すられるが私はそれほど気にならなかった。
直島は2泊、初日は雨なので船内で休養。雨が上がった16時から20分フェリーに乗って岡山の宇野港へ。ここの海際にある和モダンの温泉施設で湯治。4時半から閉店の10時まで居座った。
同一事業者の運営と思われるが、キャンプ場、ホテルなど良い雰囲気の空間を作っている。2日目は快晴。バイクを借りて島内観光。言わずとしれた現代アートの島。3度目の来訪。30年ほど前に、アートによる街の活性化の視察兼職場旅行で来たときよりも観光客数が圧倒的に多くその7割ほどが欧米人。夜は現代アート作品としての銭湯に入ったが、1時間の内日本人は私のみだった。
昼過ぎまで観光し疲れたので午後は船内でまったり、夜はレトルトのスープカレーにした。明日はついに小豆島だー。ということで、島内観光の作戦をねりバイクはやめてバス移動にしようなど納得のプランができたとこで、ふと2週間予想天気図を見ると来週初頭に台風が九州を直撃する予報に。Windyを見ると朝鮮方面に進むながらやはり台風もどきの存在を予想している。23時を過ぎた頃からどう対応するか悩み始める。出航前に、台風のWordが聞こえた時点で引き返そうと決めていたので、クルーズの中止を決めた。帰りはひたすら機帆走前提で、先ずは弓削まで帰ることとした。
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